2011年2月14日月曜日

The Smile is Free~

大役を追え、ほっとして発熱からのチョー低体温&目が腫れるという不可解な状況に陥っている今日この頃。

その大役の内容と、きっと世界をかえるであろうお言葉については、もったいぶってというか、うまくまとめる自信がないのでそのうち書いていきたいと思います。


そこで、今日は私の必殺技を公開していきたいと思います。

きっとどこの国でもあると思うけど、ココケニアにも「ベイ ヤ ムズング」というものがある。

つまり、外国人価格というもの。

ケニアで買い物をするとき、でかいスーパー以外、商品に値段がついていない。

ということで、売り手の独断と偏見で値段は決まり、人によって、交渉によって、結構な幅の値段が変わる。


ケニアに来て間もないときは、モノの大体の相場が分からないので、かなりぼったくられていた。


しかし、最近の私は「ベイ ヤ スマイル」という武器を振り回している。

つまりSmile価格。


私の住む地域は98%ルオ族。=一夫多妻制。女好き。

ケニアで一番一般的な乗り物:マタツ(12人乗りのワゴン車に20人近くの人が押し込まれる乗り物)や、トゥクトゥク(三輪自動車タクシー)などの運転手はほとんど男の人。

つまりSmileがとても役に立つ。

ということで、最近はKenyanよりも破格の値段で生活している。


だけど、ルオ族の女性は、そんな男性が多いからこそ、とてもしっかりしている人が多い。


商売をしている女の人たちは、なかなかおまけしてくれない。
ということで、彼女たちに対する武器は、「Smile + Teacher」が有効である。


大体プライドが高く、人より優位に立とうとする特徴があるので、大体ルオ語を教えたがる彼女たちに対して、ありがたくルオ語を教えてもらい、彼女たちを「ルオ語の先生」や「ケニア生活の先生」と呼びまくる。するとノリがいいけどしっかりしている彼女たちは値段のおまけはしてくれないけど、マンゴーを2個追加や豆半カップ追加など、量のおまけをしてくれる。


幸いなことに、我が両親は商売をしており、お花見の時期や数々のイベントで、お弁当やばっけ(ふきのとう)味噌などを売るということを経験させてもらってきた。

売るという作業は、とてもエネルギーのいることである。本当に生活が切羽詰っていればいるほど。

色々なお客さんがいる。うまく安い値段で買って行く人、とても嬉しい気持ちにさせてくれる人、不機嫌な顔をしていておまけしたくない!と思わせる人、がーんていう気持ちにさせる人。


値段がはっきり決まり、機械のような流れ仕事ではなく、人と人とのふれあいによる商売だからこそ、お互い気持ちよく、嬉しくなるようなものがベストだと思う。


モノを買うにしても、値段の交渉をするにしても、しつこい売込みを断るにしても、Smileを大事にしていただきたい。

笑顔の人に、悪いことをしようとする人は少ないと思う。


しつこい売込みをしてくる人に対しては、Smile + ありがとう。
値段交渉するときは、Smile + おまけして~。
モノやお金をちょうだいといってくる人には、Smile+言葉がわらないというおとぼけ+「私はSmileをあげられる。」という言葉。
etc・・・・・。


当たり前のことのように思えるけど、日本人でもケニア人でも、それができずに、自分が損をしている上に、商売人を嫌な気持ちにさせる人を多く見かける。


Smile連鎖運動を起こしていこうじゃあ~りませんか~。




国体真っ最中のスキーヤ~の皆様、インターハイ・全中を終えた皆様、これからインカレを向かえる皆様、EUで戦っている皆様、ご結婚される皆様へ。





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