2011年6月12日日曜日

The Tough

一日おきで電気のヒゥーズがとんだり、トイレの天井から水が流れてきたり、洗面所の下水溝からひょろ長い植物が生えてきたり、何かと怪奇現象を起こしてくれる我が家。






そして、ついに・・・・





トイレの天井から、きのこが仲良く二本、生えてきた。





雨季のせいか、トイレの天井から惜しみなく流れてくる水の量がやばい。そのうち天井落ちてくるんじゃないのか~という不安が隠せない。








それにしても、植物も、人も、本当にたくましい。








日々向上しているとはいえ、今だ乳児死亡率も高く、きれいとはいえない生活環境、HIV/AIDS、マラリア、などなど、死の原因となる要素は多い。








たくましくなきゃ、ココでは生き残れないんだろうね。














最近の活動の中心は、学校。











毎日、何をしようか、何ができるか、試行錯誤の連続だけど、あと一年間で、未来をよりよく変えていける活動を考えるとするならば、それは間違いなく教育だと思える





健康について、、HIV/AIDSについて、自分の未来について、学び、考えるチャンスを一回でも多く作ること。





これが、小さくても大きな一歩。





しかし、私は流暢に話す領域ではないので、はいつくばってでも土下座してでも、誰かをどこかの学校に連れて行って、学びの場を準備するのが、今の私の役割になっている。











見た目、外国人と言うことで、ありがたいことに私が行くと、いつも極上のSmileで歓迎してくれる子どもたち。





時には、踊りや歌やプラスチックボトル太鼓で。











時には演劇で。



ちなみに、一番左の子は、椅子役。中央のはいつくばっているのはテーブル役。



セリフゼロ。ただ、座られるだけ。



私も中学校のとき、人に踏まれる丸太橋の役をやったことがあるけど、セリフは二言あった。








子どもたちもやはり、たくましい。










「あなた自身の行動が変われば、HIV/AIDSはなくせる!未来は変えられるんだ!」と、S専門家から請け負い、唯一流暢に話せるこの私の口癖を、そのまんま力強く子どもたちに話してくれる、David君。

ウンと言えば、スンと動いてくれる、彼の柔軟な身軽さには本当に救われている。








何かをかっこよく説明しているように見えるけど、ただ、自己紹介をしている私。











毎回ヘルス教育終了後にいただける、最高の無報酬の報酬。








人と共に動くということは、なかなか大変なことである。自分からアクションを起こしたことならなおさら。お金がなければなおなおさら。

カーネギーさんの「人を動かす」という本を今読んでいる。


人を動かす三原則

一、相手を認め、批判も、非難もしない

一、重要感を持たせる   

一、人の立場に身をおく


なるほどなるほど~と思って、実践しているが、あらためて考えると、むしろ回りに動かされていることに気がついた私であった。


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