2010年9月26日日曜日

Oh My Health~

Hamujambo~

今週末も、精一杯遊ぶぞ~と思っていたら、本日若干の体調不良。

Kenyaのきよちゃん:ニコラスは毎週楽しみに待っていてくれるのに、電話をするのが辛い・・・。

原因はいくつか考えられるが・・・・

昨日、同僚のお宅にお邪魔したら、他の何人かの同僚たちも集まっていて、みんなで歓迎の?いやただの飲み会を開いていて、進められると断ることのできない私は、ポリッジ(オートミールから作ったおかゆ)からできた、お酒をノリで、3杯ほど飲んでしまった。間違いなく、体になじんでいない気がした。

自分のお腹の強さを信じすぎるのは、危険だと強く痛感じた私。


あの~でもご心配なく~。特に、加藤美人〇〇さん、JICAに電話をするなんてことはないようにお願いします。



というわけで、突如暇になったので、今日は私の職場について。


私のいる、Siaya District Hospitalは、つまり県総合病院。

でかいし、24時間体制で、多くの科を持ち、アメリカの援助団体、Kenyaの研究施設、もちろんJICAなど、いろんな団体が関わり、なかなかしっかり管理された、優秀な病院。

月の始めには、Siaya各地にある小さなHealth Centerなど84の施設から、患者数、診断内容、薬、HIVのテストを受けた人、陽性者などなど、数百項目もある数種類のフォームに書き込まれたデータが集まってきて、私が先週までいたデータ管理室でパソコンで管理している。


私が、今いるCCC(Comprehensive Cere Clinic)は、診断、薬、サポートなどHIV/AIDSの患者さんを総合的にケアしている。その隣に、VCT(Voluntary Testing&Counseling)があり、自主的にやってきた、人たちが、自分や自分のパートナーの陽性か陰性かを知るためにやってくる。

やはり日本でもKenyaでも、まだまだ、偏見がある、HIVなだけに、このVCTを毎月受けにくるのは、220人前後、その中で、陽性と診断される人は、7月のデータで63人。


しかし、最近は、このVCTよりも、PITC(Provider-Initiated Testiong&Counselling)という、患者さんとして、病院に来た人々を、テストに促すというのが一般的に多く、それによって、HIVに感染していたことが分かる人がおおいが、症状として表れ、AIDSを発祥してから発見されることも多い。


こんな感じで、HIV/AIDSが国の優先課題として、取り組んでいるので、病院のメインとして、しっかり取り組まれている。


スタッフ人も、普段はユーモアにあふれ、体重計で遊んだりもしているが、それぞれが自分の仕事を責任を持って取り組んでいる。 

それぞれが、自分のメインの専門分野を持っており、教育を行う人、Defaulter Tracingという、ケアが必要なのに病院に来なくなった人の家を訪ねる担当の人、データ管理のプロ、入院患者さんを毎日訪ねていく人、ファイリングを管理する人、医者も自分たちで、Meetingを日々行い情報共有と、サービス向上に努めているし、朝は学校や仕事がある人々のために、7時から7時半にはほぼみんな揃う。どの人もかかすことができず、とてもご立派!しかし、おかげで私も毎日7時出勤。


そして、みんな決して無理をしない。一日一日、仕事を終えるというよりは、終わらない仕事は平気で次の日に残す。やることはやるけど、無理はしないという素敵なモチベーション。


そしてやはり写真好き。
プライバシーのこともあるし、もともと写真を撮ることは苦手だし、カメラを出すことによって、なんか周りの人と違う人みたいな壁ができるような気がして、自分から出すことはしないけど、

彼らのハシャギップリを見ていると、Cameraも捨てたもんじゃないな~と思う。しかも、ちゃんと、幻像のためのお金を払ってくれる。


彼らの多くは、Kenyaじゃエリートの方だけど、アフリカから出たことがないという人が多いらしい。私を通して、日本、アフリカ以外の国のことを知ることが嬉しいようだ。


毎日、分からないことばかりだし・・・
私が体温測り係やっているときに、体温計なくなるし・・・・。
語学が通じないことをいいことに、私にいつの間にか昼食をおごらせるいんちきオヤジもいるけど、


毎日、彼らの優しさに触れないことはない。


何かの形で、答えていきたいとひしひしと思う私。



患者さんはというと、診療日の月・火・水・金曜には200人近くやってくる。
HIV/AIDSに限らず、病院なのでニコニコ笑っている人はいない。待ち時間も長いし、体のために来てるので、怖い顔をしている。

私は、ルオ語であいさつして、一発笑いを取ることぐらいしかできない。
それでも、笑うことは、善玉菌だか何かを増やし、免疫向上につながると聞いたことがあるので、一発日本人ということを武器に、笑いが生まれたら、この人の免疫、ハイ!上がりました~と思って、日々仕事をしている。


そんなことが通じないくらい、ひどい状態でやってくる患者さんもたくさんいる。その人たちの書類を見ると、まだ5歳なのに、明らかに結核の症状が進行していたり、小さい子どもがたくさんいる若いお父さんだったり、結婚したばかりだったりなぜもっと早く治療を始めなかった?なぜもっとは早く自分のStatusを知ろうとしなかった?と思う人も多い。HIV/AIDSは性感染、母子感染、針刺しなどの直接血液が血液に触れることからしか、感染しない感染力の弱い病気だけど、自分の大切な人を感染させてしまうことがあり、偏見も多く、心の面で、とてもしんどい思いをすることがある病気。
彼らが、早く治療にたどり着かなかったのは、周りに生きる私たち一人ひとりにも大いに責任がある。


性教育を受けるだけでもなく、コンドームの使い方を知るだけでもなく、HIV/AIDSを知るだけでもなく、一人ひとりが自分のこととして考え、行動を起こしていかなければ、予防できるものを予防せず、受けられる治療を受けず、大切な人を残して死んでいく、人々はいなくならない。


日本でもKenyaでも多くの場合、テストは無料。自分のパートナーと性のこと、HIV/AIDSや、性病のこと、未来のことを今考えることは、大切なこと。




今週は雨も多く、空手には、毎日いけなかった。空手のほうも、小雨で無理していくと、ベテランがいないことが多く、私にコーチを任されそうになるので、必死に逃げつつ、もしものときのために、大学時代のトレーニングメニューを見直している今日この頃。

空手教室に行っていることがばれているのか、ただ直感で話しているのか、分からないけど、最近『You are Strong』とすれ違う人にいわれることがちょいちょいある・・・・。なぜ、そうなる~。


最近、うちの丈夫な、ゲートを掻い潜って、いつの間にか遊びに来ている、近所の子どもたちにより、我が家は、シャワーも出るし、トイレも流れるということが発覚し、ココにきて快適ぶりを発揮してきた我が家。子どもの観察力は恐るべし~

しかし、今までの私の人生は、風呂に入りすぎ、トイレ流しすぎだったとKenyaに学んだ私は、お風呂は、3・4日に一回。トイレは、朝一回だけ流す。ということに加藤家家訓を決めた。


そんな感じで、また一週間が終わった。

言葉がはっきり分からない分、マイナスに考えてしまえば、どこまでもマイナスに思えてしまう。
うまくいくことのほうが少ないし、毎日必死。

心の柱をドコに置くのか、何のために進みたいのか、それがぶれたら、一発で自分が崩れそうになる。
でもそれは、日本でも同じ。


あきらめたらそこで試合終了ですよね~安西先生~
久しぶりに、しみじみスラムダンクの好きな場面を見た。


来週は、新隊員の歓迎会のため、1ヶ月半ぶりに、Nairobiでみんなに会える~

ということで、また、一週間元気に頑張ろう。

2 件のコメント:

  1. 言葉に出して、文章に出して、
    ってなると伝えるのが難しいな。
    でも、ほんまに共感することばっかりです。

    強くなりすぎて、ヒゲとか生えないでね~

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  2. わきげは最近・・・・。

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