2011年4月2日土曜日

The Seed

愚痴を吐きます。




ここ数週間、全力で、動き回りました。




寝る間も惜しんで活動の準備をし、ご飯を食べる間もないくらい忙しく走り回り、あるときは一日中自転車で村を回り、あるときは政府の機関や大きなNGOや病院に質問と意見を言いに行ったり、パワー全開で戦いました。





だけど、結局何一つできない。



何も変わらないし、何にもできていない。すべてが無意味にも思える。結局私って・・・と思ってしまう。




嬉しいことも少しはあるけど、ほとんどはあ~あと思うことです。



結局必要とされるのは私ではなく、お金、カメラ、パソコン。



口では、家族だの、友だちだの、仲間だの言っているけど、結局は外国人なんだろうね。




毎日、朝、パワー全開で出かけて、全開に疲れて帰ってくる毎日。帰り道涙が止まらないこともある。だって、女の子だもん~.



ケニア人に英語で愚痴がいえたらいいのに。そんなボキャブラリーはございません。



結構自分苦しんでいるんだな~と思います。



でも、愚痴が言えることは大事なことです。



強さも脆さも人間であることの証です。



だけど、私は笑います。笑うことは、幸せの結果ではなく、幸せの原因だから。



何もできていなくても、意味のないことをやっているのだとしても、立っていたいと思います。




なぜなら、一人ではないから。




日本にも、世界中にも、いろいろなそれぞれの場で、くじけづ踏ん張っている人たちがいるからね。



やるしかないのです。





種から芽が出ないこともある。時間がかかることもある。
種を植えることをやめれば、一生何一つ咲くことはない。

どんな地でも、どんな種でも、植え続けることは、それがたとえ育たなくても、土地を耕すことになる。それは、土地を豊かにしていることである。


一ヶ月前に、なんとなくその辺の荒地に植えたモリンガの種。



水もやることなく、何の世話もしていなかったけど、一人で黙々と育ち、元気に顔を出していた。




なんだかとても輝いて見えた。

0 件のコメント:

コメントを投稿