2010年11月20日土曜日

THE HARANBE~

最近、もうそろそろ体温測定係はいい加減脱却しようと決意した私は、もう誰にも何も言わず無断で、病院に行かなくてもいい人ポジションを手に入れつつある。
そして、今日はケニアらしい文化である、ハランベーに参加した。
「ハランベー」とは、何かお金が必要なときに、みんなが集まって、力を合わせてお金をかき集めるための集会みたいなもん。
この先、出席する機会はたくさんありそうだけど、今回は近くの学校、フェンスを取り付けるためのハランベ。
他にも、留学費用のため、病気の人の医療費のため、結婚費用、お葬式費用などなど、ありとあらゆるものがあり、知ってる人、知らない人に関わらず、人々はふるって参加するらしい。
お偉いさんご臨席の元、結構多くの親御さんや地域の人が集まっていた。


財布の紐を緩める子どもたちのダンスパフォーマンス。
ケニアでは、学校を開設するときもハランベなどによって、地域の人々や子どもを持つ人々などが力を合わせ、学校を建て、その後に政府に申請するという仕組みらしい。
地域、家族、政府、みんなで子どもの教育を支えているって素晴らしいな~と思う。
お金のある人はお金を払い、ない時は助けてもらう、みなで知恵や資金を出し合う。コミュニティーを大切にし、助け合いの家族意識が高いケニアならではのハランベ。
この国の未来は明るいと思えてならない。

そして、校長先生にあいさつをしたら、急遽時間をもらうことができ、一緒に言った同じSiayaで活動する早川さんが取り組んでいる、布ナプキンの紹介や日本の紹介を行った。
ケニアの女の子は、生理になると、売ってるナプキンが買えず、古い布をあてがうか、何もつけないということがあり、そのために学校や仕事を休んだりすることもあるらし。
そこで早川さんは、若い子たちを中心に、簡単に安くでき、何度も使え、環境にも体にもよい、布ナプキンの普及を作り方も含めて行っている。


英語ぺらぺら、頭もよく、冷静沈着というまるで私とはまるで違う彼女。


本当に素晴らしい活動を一歩一歩行っていて、本当に見習うことばかり。




そう!そして、私は私は、素晴らしい布ナプキン説明と日本に対する質問ぜめに彼女がしっかりと答えてくれた後で、

声裏返りまくりの「君が代」の大熱唱。

適当な空手講座。


しかし、その情けない姿に対して、生徒たちからYou are Very Fun。の称号をいただきました。

Smart girl&Funny Beautiful girl。

私と早川先輩はケニアのために意外といいバランスが取れているかもしれないと勝手に思った一日だった。

 

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