2010年11月1日月曜日

NADE URU~

Nairobiでの、健康診断、Kenyaでのエイズのトップ機関のブリーフィング、エイズ対策のミーティングを終え、約一週間たらふく食べ、たらふく日本語を話して、Siayaに帰ってきた。


待ってました~と、9時間の長旅で疲れている私に、アレ貸して、家で遊ばせて、空手に行くぞ、と投げかける、Siaya民。


Nairobiで、多くの先輩隊員、同期隊員にあった。

毎回会うたびに、すごいな~と思わされる。

語学力もそうだけど、いろいろなバックグラウンドを持ち、みんなとても個性的で、できる人が多く、とても素敵な人ばかり。皆、とてもかっちょええ~の~と見える。

何ヶ月か後の私は、あんなふうになっているのかな~。


だけど、少なくとも、Kenyaという国が、外国ではなく、私の居場所になってきた。

ドコにいても、最大の敵は自分の弱さ。


さっき、スキーの写真をみていた。

私には、たぶん一度も勝てなかったライバルがいた。

名字は同じ加藤。体格もがっちりで、格好も似てて、高校3年までは、同じ位のところにいた。

だけど、そこから、彼女はナショナルチームに入り、インカレ、全日本、国体、ユニバーシアードで、タイトルを取り、文武両道をやり遂げ、今は、中学校の先生として、働いている。

私は何度も、同じ土俵の上に立ち、そこそこの場所にはいたけど、勝った覚えはない。
まー世界でのトップは取れなかったけど、勝利の仕方を知っていた彼女と、いつも勝てなかった私。

何が違ったんだろう~。

今、雪を離れたKenyaに来て思えば、潔さが違ったように思う。

この瞬間に、どれだけの時間、労力、お金を注げるか。どれだけの覚悟を持って、スタート台に立てるか。
それから、どれだけ、冷静に自分をみられるか。
頭を使い、計画的に生きる彼女と、行き当たりばったりで直感と感覚だけで生きる私。

ケガやいろんな試練を乗り越えて一流の選手の彼女と、平穏な中、コツコツとトップを目指した平凡な私。

消して、自分を卑下しているわけではない。

だけど、どれだけ自分を守ることなく前に進もうとしたのか?どれだけ、潔く打って出る戦いをしたのか?そこに私と彼女の大きな違いがあった。

結局今も同じ。

ドコにいたって何もしなければ、時間はただただ、過ぎていく。

時間もお金も、労力も、みみっちく使っていたら、みみっち~もんしか手に入らない。

スキーでは、負けたけど、10年後の人生では、負けていたくはない。

Kenya人の力を借りて、潔くいこう。

明日から、11月~

そろそろ、体温測定係も潮時なので、明日から勝負かけていこうと思う。
つまり、違う場所に進出するという意味だけど。

100%フルアタック~


じゃ!また!

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