2012年6月10日日曜日

The Final Revolution。

この2年間。

いろいろなことがあった。

無力を日々感じ、悶々と考え、模索の2年。


一番に力を入れてきた、ヘルス教育と、力のあるモノどうしを結び付けるThe坂本龍馬活動。



最大のチャンスが最後の最後、くそ忙しい時にやってきた。



今までも面白い活動をしてきたHAPA(エイズ対策隊員の分科会)。


今回は、副代表を務めさせてもらい、内容もやりたいことをやってくださいと支持を受ける。




じゃ~やってやりましょうよ!




ということで、実現したのが、
今回の「ケニアのエイズ教育に革新を!」ワークショップ。










なんと、今回のゲストは第一回野口英世アフリカ賞受賞者、

ケニアの母こと、ミリアム・ウェレさん。


アフリカ各国で、いろいろなポストを務め、未来を担う青年たちに希望を託し、今なお現役で活躍するスーパーおばあちゃん。


今回は、「ユースとエイズ」というテーマで講義をいただき、

「未来を担う君たちへ」という、メッセージもいただいた。



言葉で、というよりも、その存在感と、温かさ、

そして、ダンスで青年たちのエールを贈る~





そして、斬新な企画、モデル授業。

今回はLifeSkill教育(日本で言う保健体育)のエイズ教育の部分をやってもらった。

ウェレさん率いる、UZIMA財団の有望な若き女性スタッフ、

ウイニーさんによる楽しいセッション。







「自分の人生は自分で決めるもの!どんな人生を選ぶのか、自分でしっかり考えなさい!
これからは、女性が強く強く生きるのよ!」





そして、最後は人生のVision。













そして、忘れちゃいけない、この人。

JICA、ニャンザ州ヘルスマネジメント強化プロジェクトチーフアドバイザー、
杉下先生。

でました、出ました

「Change from your inside!」

「あなたの考え方が変われば、あなた自身が変われば、あなたが強い気持ちを持つなら、あなたがリーダーとなって立ち上がるなら、必ずそれに賛同する人が出てきます。そして、必ず今の状況を変えることができます。」

「Stay hungry stay foolish!」

「Be a leader!」


「みんながリーダーになる素質があるわけじゃない。だけど、リーダーの一歩を形づけるのは、リーダーに賛同した2番手、3番手の人。リーダーになれなくても、思い切って飛び込む2番手の人になれ!」



いつもこの人のプレゼンは、人の心に火をともす。















私たちの挑戦、TENGA(大人のおもちゃを販売する日本企業)紹介とマスターベーションの推奨。




ケニアでは、まったく一般的ではないマスターベーション。

アブステイン(禁欲)中心の性教育の中、

今回アンケート調査によってはっきりと実証された、アブステインの限界。

「Secondary Schoolの52%がすでにSEXを経験ずみ。」

「男子生徒の36%は結婚までアブステインはできないと感じている。」


これらの現実を受け止め、己の性を尊重し、予防教育を行うには、

マスターベーションは、切り札になるはず。


反応は、人によってさまざま・・・・。









Team Work Building。


皆で即興ダンス作り。

おじさま、おばさま方、チョー真剣。








グッドヘルスプロモーションとして、

日本のラジオ体操や、熊本のラジオドラマ、合唱コンクールの紹介。





隊員一人ひとりから、日本のユースとしてのケニアでの活動、感じたこと、そして夢を発表。













帰国した清水先輩の弟子、ジョン君による、布ナプキンの紹介。










一通り、いろいろなヒントの提供が終わったあとの~

これから、どうHIV教育をやっていこう?

己の立場で、Lifeskill教育にどう関わっていこう?

各県でチームとしてどうコラボしていこう?


ディスカッション。




本当に本当に夢のような時間だった。

















今回Siayaから選抜された、活気あるよき人材、

Guidancs&Counselingの先生:Beatrice、

DASCO(県エイズオフィサー):Luke、

シアヤの若きリーダー:David君、

トンチンカン:私

TEAM SIAYA。








私のできることは、全力でやりぬいた。

込められるだけの情熱は、ぶつけた。


あとは、彼らの熱い気持ちを信じて、陰ながら応援するしかない。






”君も頑張れ、我も頑張る!”







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