この2年間。
いろいろなことがあった。
無力を日々感じ、悶々と考え、模索の2年。
一番に力を入れてきた、ヘルス教育と、力のあるモノどうしを結び付けるThe坂本龍馬活動。
最大のチャンスが最後の最後、くそ忙しい時にやってきた。
今までも面白い活動をしてきたHAPA(エイズ対策隊員の分科会)。
今回は、副代表を務めさせてもらい、内容もやりたいことをやってくださいと支持を受ける。
じゃ~やってやりましょうよ!
ということで、実現したのが、
今回の「ケニアのエイズ教育に革新を!」ワークショップ。
なんと、今回のゲストは第一回野口英世アフリカ賞受賞者、
ケニアの母こと、ミリアム・ウェレさん。
アフリカ各国で、いろいろなポストを務め、未来を担う青年たちに希望を託し、今なお現役で活躍するスーパーおばあちゃん。
今回は、「ユースとエイズ」というテーマで講義をいただき、
「未来を担う君たちへ」という、メッセージもいただいた。
言葉で、というよりも、その存在感と、温かさ、
そして、ダンスで青年たちのエールを贈る~
そして、斬新な企画、モデル授業。
今回はLifeSkill教育(日本で言う保健体育)のエイズ教育の部分をやってもらった。
ウェレさん率いる、UZIMA財団の有望な若き女性スタッフ、
ウイニーさんによる楽しいセッション。
「自分の人生は自分で決めるもの!どんな人生を選ぶのか、自分でしっかり考えなさい!
これからは、女性が強く強く生きるのよ!」
そして、最後は人生のVision。
そして、忘れちゃいけない、この人。
JICA、ニャンザ州ヘルスマネジメント強化プロジェクトチーフアドバイザー、
杉下先生。
でました、出ました
「Change from your inside!」
「あなたの考え方が変われば、あなた自身が変われば、あなたが強い気持ちを持つなら、あなたがリーダーとなって立ち上がるなら、必ずそれに賛同する人が出てきます。そして、必ず今の状況を変えることができます。」
「Stay hungry stay foolish!」
「Be a leader!」
「みんながリーダーになる素質があるわけじゃない。だけど、リーダーの一歩を形づけるのは、リーダーに賛同した2番手、3番手の人。リーダーになれなくても、思い切って飛び込む2番手の人になれ!」
いつもこの人のプレゼンは、人の心に火をともす。
私たちの挑戦、TENGA(大人のおもちゃを販売する日本企業)紹介とマスターベーションの推奨。
ケニアでは、まったく一般的ではないマスターベーション。
アブステイン(禁欲)中心の性教育の中、
今回アンケート調査によってはっきりと実証された、アブステインの限界。
「Secondary Schoolの52%がすでにSEXを経験ずみ。」
「男子生徒の36%は結婚までアブステインはできないと感じている。」
これらの現実を受け止め、己の性を尊重し、予防教育を行うには、
マスターベーションは、切り札になるはず。
反応は、人によってさまざま・・・・。
Team Work Building。
皆で即興ダンス作り。
おじさま、おばさま方、チョー真剣。
グッドヘルスプロモーションとして、
日本のラジオ体操や、熊本のラジオドラマ、合唱コンクールの紹介。
隊員一人ひとりから、日本のユースとしてのケニアでの活動、感じたこと、そして夢を発表。
帰国した清水先輩の弟子、ジョン君による、布ナプキンの紹介。
一通り、いろいろなヒントの提供が終わったあとの~
これから、どうHIV教育をやっていこう?
己の立場で、Lifeskill教育にどう関わっていこう?
各県でチームとしてどうコラボしていこう?
ディスカッション。
本当に本当に夢のような時間だった。
今回Siayaから選抜された、活気あるよき人材、
Guidancs&Counselingの先生:Beatrice、
DASCO(県エイズオフィサー):Luke、
シアヤの若きリーダー:David君、
トンチンカン:私
TEAM SIAYA。
私のできることは、全力でやりぬいた。
込められるだけの情熱は、ぶつけた。
あとは、彼らの熱い気持ちを信じて、陰ながら応援するしかない。
”君も頑張れ、我も頑張る!”
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