2011年6月30日木曜日

The Danser 誕生

何度も言ったかも知れませんが~やはり音楽とスポーツは世界を救うなり~



と言うことで、最近、ダンスに目覚めた。



できは別として、ソウルがあれば何でもできる~


隊員があちこちで、主催してくれるイベントで、ヨサコイ全力披露をし、





先日のナロクイベントでも、Japanese Hip Hopデビューを果たしたが、






そして最近は、シアヤ伝統的ダンス部に入団した。



日本でいったら、60歳以上ぐらいに見えるお母さんたちと共に、汗だくになりながら30分踊り続けた。





今度、歳を聞いてみよう。






楽しかった~


実は、数日前にBlog名を「マリ共和国」から「マリ今日和ハッハ国」に変更した。
が!しかし、見れなくなったという苦情が殺到し、特に母からの強い指摘を受けたので、元に戻そうと思う。

すびばせ~ん。

2011年6月29日水曜日

The 縁

「Video Professional is coming.」


前から、やるやると言っていてなかなかできず、またもや先延ばしになりそうだったシアターグループのビデオ撮影。

詳しくは、また今度書こうと思うが、同期のタクさん(PC隊員)が評判の悪いシアヤに勇気を出して遊びに来てくれたので、みんなにビデオのプロが来ているから、今日しかない!とでかいことを言って、予定どおり決行できた。



タクさんは、ほとんどしゃべらなかったが、彼らはプロと信じきっていた。

結果オーライよかったよかった。

タクさんAsante。




先日、有名なマサイマラの近くのナロクに、美女3人組が派遣されていて、彼女たちがサッカーイベント第二弾を盛大に開催してくれたため、参加してきた。



マサイ族による伝統的なダンスあり~の。



かわいこちゃんたちによる、サイザルバックやケニアの小物や服を身に着けてのファッションショーありーの。





VCTありーの。







久しぶりに燃えた、ダンスありーの。









サッカーありーの。

スポーツでできるつながりは、いいの~
私ももっとうまく、かっこよくサッカーできたらな~~~~。









打ち上げありーの。

涙ありーの。


本当に美女たちの思いいれも苦労もたくさんあっただけに、素晴らしいイベントだった。



このイベントに参加した、子どもたち、サッカー選手、イケイケの成年たち、運営を手伝った現地の人たち、そして私たち隊員。


イベントがなければ、出会わなかっただろうし、VCTでHivStatusを知ることもなかったかも知れないし、だまっていたら得られなかった情報や経験がたくさんあったと思う。


『一期一会』という言葉があるけど、ほんの小さな出会いや、出来事が人を作り、社会を作り、世界を作る。



私自身、思いのほか早く協力隊の試験を突破してしまったため、ほとんど社会経験も、特別な技術や能力も持たないまま、ケニアにやってきた。


素晴らしい学歴や職歴を持つ隊員がいる中で、自分の能力のなさに、やっぱりまだ早かったかな~と思うこともあった。

だけど、あの時試験を受けていなければ、あの時合格していなければ、今ケニアに来ていなければ、出会えなかった人がたくさんいただろう。



ちょっと前、県教育省長と話をしていて、「HIV/AIDSの問題には、莫大なお金が費やされ、人も動き、色んなところでイベントやキャンペーンが行われているのに、ほとんど向上していないのは何でだ?」という問いを投げかけられた。


そのときはうまく答えられなかったけど、



HIV/AIDSは目に見えないものだからこそ、一人一人の見えないところでの行動が重要である。

でも人間は弱い部分をみんな持っていて、自分の行動や、心を変えるということや、心のバリアをなくすのはとても勇気の要ること。

でも、どこかで人や情報やキッカケとの出会いによって、変わる勇気を自分の奥底から出すことができる。


答えのない問題だからこそ、私のような若造も、ベテランも、専門家も、みんなが知恵を出し共に学び、刺激し、共に前進の道を模索していかなければいけない。

こんな私を合格させた、鬼試験管にはこんな意図があったのかどうかは分からないけど、


私、今ケニアに来て、今ここで活動できて、よかったな~と思えたナロクイベントだった。



ナロク3人娘の皆様、ありがとう。


伊計さんお疲れ様でした。また、秋田か、沖縄で会いましょう~


Safari Njema~


2011年6月23日木曜日

The 1Year

中間報告会を終え、昨日帰ってきて、
今日でケニアに来てちょうど一年がたった。


去年の今ごろケニアについて、きょろきょろしていたと思うと激早の一年だった。


そして、順調にいけば、来年の今頃、日本に向けて飛行機に乗っていることになるのだろう。


振り返ってみれば、何もしていないようで、いつも何かを考えてた、手探りで不安だらけだったけど、仲間がいたから何とかやってこれた一年だったと思う。


一年をケニアで、10ヶ月をシアヤで一人悶々としながら過ごして思うことは、コンナモンカ~ということ。いい意味でも、悪い意味でも、なんとなく自分が分かった。

残念な自分、意外と弱い自分、意外とやれる自分、変な自分、ステキな仲間や家族がいる自分。


今の自分はこんなもん。

大きな期待と不安を持ってやってきたけど、期待も不安もなくなった。

日本でも、ケニアでもいろいろなことがあった一年。










すべては、またこっから、今日から、今から始まる。




気持ちを新たに、原点を忘れず、気張らず、奢らず、顔を上げていこうじゃないか




動かにゃそんそん。笑わにゃそんそん。



失敗してなんぼ。恥をかいてなんぼ。あたって砕けてなんぼのもんじゃ~い。





Smile Is Our Weapon~!!!


それから区切りのよい本日を持ちまして、ブログを終了いたします。



と言うのは嘘ですが、名前を変更しました。


西アフリカにあるマリ共和国に昔からあこがれていて、自分の名前がマリなことから、今までのブログタイトルを使っていましたが、本物のマリ共和国を検索しようとして、私のブログに来てしまう人が多いということが分かったのが理由です。


と言うことで、世のため人のために、ブログタイトルを変更したいと思います。今後ともよろぴく~



2011年6月18日土曜日

The Siayanのもの創り

いつも私の相手をしてくれる、シアターグループのみんなが、突然シアタートレーニング合宿に行ってしまったため、立てていた予定がすべて流れた、今週一週間。


感じたこと:メリとハリの大切さ。


私たちの活動は、特にエイズ対策という職種は、非常に幅が広い。

貧困、衛生、文化、環境、教育、病院、政府機関、NGO、CBOなど、エイズの対策のために必要な視点はたくさんある。

そんな中で、隊員それぞれが、自分の地域にあったこと、自分の得意分野などを元に、活動に励む。


ということで、私も、『HIV新規感染者を一人でも減らす&健康的に地域おこし』というキャッチフレーズを自分の活動に着け、日々やっている。

しかし、この活動を、誰かがしっかり評価するわけでもなければ、答えがはっきり出るものでもない。

つまり、ものすごく自由でいろんな可能性もあるけど、その分厳しい、自分との戦になる。



日々活動していても、あちこちに足を突っ込んでいるため、土日がいちよう休日のような感覚ではいるけど、平日も休日のようなときもあるし、土日でも活動らしいことをしている時もある。


やりたいこと、やれそうなことはいっぱいあるけど、割り切って、自分でどこかに線を引かなければいけないことがたくさんある。一方、ドコまでが活動で、ドコからがワタクシゴトなのかの線の引き場所がよく分からない。


自分で、大事だと思ってやっている活動でも、周りの人からは、おまえは今日も仕事休んで何やっているんだ。と言われることも多々ある。


何かを始めよう、何かを作ろうと立ち上がり、家にこもって準備することもよくある。



非常に白黒つけにくい活動。

メリとハリをつけなければ、永遠に考えるはめになり、寝る間も惜しむことになる。

そんなことを、今の今まで気がつけなかった私は、今週一週間、遅寝早起きを繰り返し、自分の中の目的のために突っ走り、くったくたになった。



そんなヘトヘトで、本日家と言う名の、私の事務所で、もくもくと作業をこなす私の横で、勝手に入ってきて、勝手になにやらランドセルらしきものを作って帰ったフィデール君。



ちなみに、私のコンパウンドはゲートが厳重にいつも締められており、大家さんがおっかないため、ほとんど子どもも入ってこない聖域にも関わらず、彼は何度も大家さんにこられながら懲りずに、我が家に侵入してくる、勇気の持ち主。

しかし、へとへとの私は、基本放置プレー。勝手に遊んで、勝手にモノをあさって、勝手にシャワーを浴びたりして、帰る。







そんなへとへとの私を、毎朝早く起こすのは、モリンガの師匠。ダラマス君。



彼が起こしにくるわけではないけれど、いつもモリンガの世話から何でもやってくれるため、感謝の念から起きざる終えない。


ちなみに、英語堪能にも関わらず、私に容赦なくスワヒリ語で話してくるため、結構長い付き合いになるけど、今までほとんど言っていること理解できたためしがない。






そんな彼が、畑仕事の傍ら、水汲みにくる子どもたちのために、バナナの木で作った、




ゴミを食い止める橋。


素晴らしいの一言に尽きる。





彼のおかげで、

水汲みが前より楽チンになったが、パンツーマルミエ~な子どもたち。








いつも、同じ場所、同じ体勢で黙々とモノを作る少年。



何を作っているかというと、

受話器車。


電話ごっこも、車ごっこもどっちもできてしまう、優れもの。






前にも紹介したかもしれないけど、パピルスの茎で作った、船。




完璧に私のものづくりよりは、上をいっている。




ケニアに来て、援助なれし、自分から何かを変えていく前に、お金やモノを求める人々に多々出くわす。

しかし、それと同時に、ものすごくハングリーに、クリエイティブにモノを作り出す人々にも出くわす。



私はやっぱり後者が好きだね。


彼らにしてみれば、スキとかキライの問題じゃなく、生きるためにそうせざる終えないのだろうけど。




活動は、白黒付けにくいけど、彼らと共に活動をして行こうと思った華金でした。



よい週末を~


2011年6月13日月曜日

The モノ創り

久しぶりに、Hotel(レストランの意。特にローカルPlace。)で、昼ごはんを食べた。


昼の時間は大体いつもユースの子たちと一緒にいるので、うっかり奢らされないように、「日本人は時間がもったいないから、昼ごはんをあまり食べないのだ!」といって、いつも食べないか、かなりの軽食で済ませる。

しかし、彼らが、昨日から演劇講習会に行ったので、今日は優雅なランチタイムとなった。


Siayaで中の上くらいのお店にいき、いつも注文するマチュンボ(内臓)&ウガリを頼んだ。

すると、なんと~アボカドジュースのサービス~。なかなか粋な計らいできるじゃなか。

おかげで、よい一日だった。

食べ物のの恨みは恐ろしいけど、食べ物の幸せはたまらない。










さて、今回は、非常に残念すぎる内容ですが、




私の、趣味である、質の悪いモノづくりの、作品たちをご紹介したい。

このまま日の光を浴びることなく、消え去るかもしれないので・・・。


小さい頃から、買い物は嫌いだけど、作るのは好きな、貧乏性×変わり者。





・売っているもの、誰かが持っているものを見て、これいいな~と思うと、一番先に造れるかな?という思考回路が働く。

・ゴミや低コストの材料で作ることが、何よりも私の自慢ポイント。

・一度これいい!と気に入ると、誰がなんと言おうと、愛してやまない。

以上が、どうでもいい私のものに対する特徴である。




・幼稚園:ヘルメット、パンダの帽子をかぶっての通園。


・小学校:田沢湖の湖中の粘土で花瓶作り、材料ゴミからの多機能バック、弓矢、刀入れの作製。


・中学校:木からのミニスキー作り、父が作ってくれたマントを愛用。


・高校:中学校のうち履き再利用サンダル作製、中学校のYシャツ&バンダナによる斬新な服作製


・大学:ベットの廃材再利用本棚作り、手作りラダー&コーン、杉の木を勝手にコースにさしての誰にも分からないプライベートゲートトレーニング。



以上が、残念すぎる私のものづくりの主な歴史である。





これらの余計な情報を踏まえた上で、ご覧いただきたい。




電気傘。コスト約1円。












珍しく自他共に評判のいいカンガの端切れとタスカ(Kenyanビール)のフタのバックと財布。
コスト約1円以下。












タスカルグッツ、小物編。

コスト約1円以下。評判:低。質:低。











弟のお上がりのジーパンとアフリカンな布のコラボ&派手すぎるタスカルオーバーオール。

コスト、約100円。労力:多大。









バイクタクシーや、バスやあちらこちらに張るための、メッセージシール。

コスト一枚約2円。影響力:大。反応:薄。









ダンボールテーブル。コスト約10円。


油断すると倒れる木の椅子。コスト約100円。


座布団。コスト約1円。







洗った後のお皿入れ。

コスト約5円。耐久性:無。







以上、ケニアで作ったものの一部をお届けしました。





ご予約承っております~。




そう、気がついた方がいると思いますが、私の特技は、ゴミからゴミを作り出すこと~


残念すぎる特技。


だけど、日本といえば、テクノロジー、車などなど人類の技術の最先端をいっているような感覚を持っているケニア人にとって、私は自信を与える存在であろう。



私のものづくり。


発想、真心はある。あとは、質だ質!つーしー。


シツこく、シツを求めていこう。

2011年6月12日日曜日

The Tough

一日おきで電気のヒゥーズがとんだり、トイレの天井から水が流れてきたり、洗面所の下水溝からひょろ長い植物が生えてきたり、何かと怪奇現象を起こしてくれる我が家。






そして、ついに・・・・





トイレの天井から、きのこが仲良く二本、生えてきた。





雨季のせいか、トイレの天井から惜しみなく流れてくる水の量がやばい。そのうち天井落ちてくるんじゃないのか~という不安が隠せない。








それにしても、植物も、人も、本当にたくましい。








日々向上しているとはいえ、今だ乳児死亡率も高く、きれいとはいえない生活環境、HIV/AIDS、マラリア、などなど、死の原因となる要素は多い。








たくましくなきゃ、ココでは生き残れないんだろうね。














最近の活動の中心は、学校。











毎日、何をしようか、何ができるか、試行錯誤の連続だけど、あと一年間で、未来をよりよく変えていける活動を考えるとするならば、それは間違いなく教育だと思える





健康について、、HIV/AIDSについて、自分の未来について、学び、考えるチャンスを一回でも多く作ること。





これが、小さくても大きな一歩。





しかし、私は流暢に話す領域ではないので、はいつくばってでも土下座してでも、誰かをどこかの学校に連れて行って、学びの場を準備するのが、今の私の役割になっている。











見た目、外国人と言うことで、ありがたいことに私が行くと、いつも極上のSmileで歓迎してくれる子どもたち。





時には、踊りや歌やプラスチックボトル太鼓で。











時には演劇で。



ちなみに、一番左の子は、椅子役。中央のはいつくばっているのはテーブル役。



セリフゼロ。ただ、座られるだけ。



私も中学校のとき、人に踏まれる丸太橋の役をやったことがあるけど、セリフは二言あった。








子どもたちもやはり、たくましい。










「あなた自身の行動が変われば、HIV/AIDSはなくせる!未来は変えられるんだ!」と、S専門家から請け負い、唯一流暢に話せるこの私の口癖を、そのまんま力強く子どもたちに話してくれる、David君。

ウンと言えば、スンと動いてくれる、彼の柔軟な身軽さには本当に救われている。








何かをかっこよく説明しているように見えるけど、ただ、自己紹介をしている私。











毎回ヘルス教育終了後にいただける、最高の無報酬の報酬。








人と共に動くということは、なかなか大変なことである。自分からアクションを起こしたことならなおさら。お金がなければなおなおさら。

カーネギーさんの「人を動かす」という本を今読んでいる。


人を動かす三原則

一、相手を認め、批判も、非難もしない

一、重要感を持たせる   

一、人の立場に身をおく


なるほどなるほど~と思って、実践しているが、あらためて考えると、むしろ回りに動かされていることに気がついた私であった。


2011年6月8日水曜日

The Let's Sports

先日、Africanラグビーを見てきた。
本当は、山下大先輩のダーリンがJAPANで活躍している7人制ラグビーをずっと見てみたかったので、期待していたけど、行ってみたら聞いていた話と違って15人制だった。


でもやはり、スポーツの力恐るべし。

たくましい男どもの迫力素晴らし。

スポーツの場面っていうのは、本当にいいもんだね~。わたしゃスキだね~。



東アフリカ全土から集まったたくましき男たちの、決勝戦。


同点からの延長の末、
昨年の覇者が、勝ち、会場大熱狂。



コートサイドで、その声援を浴びながら、一対一の真剣勝負を繰り広げる少年たち。







そういえば、ココ最近って言っても、早一年間、運動らしい運動をしていない。

運動らしい運動とは、鳥肌が立つくらいのトレーニングのことだけど。





そんなことを思って、ちょうど早朝ランニングゴミ拾いを始めた今日、突然お呼びがかかった技術専門学校のスポーツクラブ。

レベルが高すぎて、コテンパにやられましたけど、何か。


バレーの他にも、バスケ、ハンドボール、そしてなんと野球もやるらしい~。



楽しみ楽しみ。




こんなことを書いていますが、いちよう活動もやっています。

約一年間、とにかくいろいろな人に会い、あれこれかまわず、いろんな場所にジョインさせてもらってきた。その中で、見えたこと、さらに難しく思えてきたこと、いろいろだけど、今度は、ちょっと的を絞って、私にできる、ここで挑戦してみたいことに、一発賭けていこうかと思う。


それと、ふと思ったけど、グラススキーとかはできないのかな~ケニアで~Siayaで~、観光のために~、誰か、助言とかくれませんかね~結構いいと思うんだけど~


2011年6月1日水曜日

The Imagine

私はケニアの新聞をほとんど見ないのですが、どうやら、ケニア政府が東日本大震災復興のため、日本に多額の資金を寄付したそうです。本当にありがたいことです。




ついでに汚職も辞めてくれればもっとありがたいのに・・・・。







ところで、







皆さんは、この写真を取ったっ人がどんな人物か想像できますか。


















ここに写っている二人の人間が、男か女か想像できますか。












この子がいったい何を見て、何を考えているのか想像できますか。







最近、シアターグループの成年たちと活動のほとんどの時間を共にしている。

彼らの想像力の豊かさには驚かされる。

私が、何気なく言った言葉から、私の思っていることを見抜かれることも多々ある。


大体彼らが脚本の題材にするのは、女性と児童の権利、児童虐待、家族計画、HIV/AIDS、貧困、汚職などだが、本当にその渦中にいる人もいるし、その役を演じることで、人々の気持ちを想像しながら、感じているのだろう。


あらためて考えてみると、スポーツでも、勉強でも、人との関わりの中でも、想像力ってすごく重要だと思う。

テストにどんな問題がでるんだろう?
目の前の相手が次にどんな技を、作戦をかけてくるんだろう?
目の前にいる友が、遠く離れた地に住む友が、今どんな気持ちでいるんだろう?


スキーも想像力が勝敗に大きく関わるスポーツだったと思う。
インスペクションでコースを見た時、風は、雪質は、斜度は、傾斜はどんなか、どれくらいスピードが出て、どのラインがベストで、どれくらい飛んで、どんなタイミングで切り替えようか。どんな感じで滑ろうか。イメージなくして勝利なしと言えるくらい。

私は、あまり技術はなかったけど、イメージ力だけは、いいものを持っていたのではないかと自負している。


これから人もモノもどんどん発展していき、あまり考えなくても生きられるような社会になって行くかもしれない。未来は私の想像力じゃイメージできかねるけど、シアターグループの彼らのように、人の気持ちを敏感に想像する能力、とっても大切な能力なんじゃないかと感じた。


こんなことを思いながらの


Imagine 



by John Lennon




Imagine there's no heaven 想像してみて、天国はないって
it's easy if you try やれば簡単だよ
no hell below us 足元に地獄はなく
above up only sky 頭上には空だけ
imagine all the people 想像してみて、みんなが
living for today... 今日のために生きてるって

Imagine there's no countries 想像してみて、国は存在しないって
it isn't hard to do 難しくないよ
nothing to kill or die for そのために殺したり死ぬことないよ
no religion too 宗教もない
imagine life in peace... 想像してみて、平和な人生を

Imagine no possessions 想像してみて、財産はないって
I wonder if you can できるかな
no need for greed or hunger 欲張りや飢えは必要ない
a brotherhood of man 人はみな兄弟
Imagine all the people 想像してみて、みんなが
sharing all the world... 全世界を共有しているって

you may say I'm a dreamer 僕が夢を見てるって思うかな
but I'm not the only one でも僕ひとりだけじゃない
I hope someday you'll join us いつか君たちも一緒になって
and the world will be as one 世界がひとつになってほしい





ジョン・レノン~
やっぱりあんたはすごいよ!





明日は、MadarakaDayと言うケニアの祝日。



イギリスの植民地から開放された、独立記念日らしい。



今から47年前の人々がどんな気持ちだったのか。



そして、シアヤの彼らが、今何を感じ、どんな催しがあるのか。



存分に想像し、感じてみたいと思う。



とりあえず、明日は、そんな神聖なる日の記念イベントで、まさかのヨサコイを踊ることになっている。



ありえないほど、踊る気満々のシアターメンバーだが、私の心は不安でいっぱいなのであった・・・・。