2011年6月1日水曜日

The Imagine

私はケニアの新聞をほとんど見ないのですが、どうやら、ケニア政府が東日本大震災復興のため、日本に多額の資金を寄付したそうです。本当にありがたいことです。




ついでに汚職も辞めてくれればもっとありがたいのに・・・・。







ところで、







皆さんは、この写真を取ったっ人がどんな人物か想像できますか。


















ここに写っている二人の人間が、男か女か想像できますか。












この子がいったい何を見て、何を考えているのか想像できますか。







最近、シアターグループの成年たちと活動のほとんどの時間を共にしている。

彼らの想像力の豊かさには驚かされる。

私が、何気なく言った言葉から、私の思っていることを見抜かれることも多々ある。


大体彼らが脚本の題材にするのは、女性と児童の権利、児童虐待、家族計画、HIV/AIDS、貧困、汚職などだが、本当にその渦中にいる人もいるし、その役を演じることで、人々の気持ちを想像しながら、感じているのだろう。


あらためて考えてみると、スポーツでも、勉強でも、人との関わりの中でも、想像力ってすごく重要だと思う。

テストにどんな問題がでるんだろう?
目の前の相手が次にどんな技を、作戦をかけてくるんだろう?
目の前にいる友が、遠く離れた地に住む友が、今どんな気持ちでいるんだろう?


スキーも想像力が勝敗に大きく関わるスポーツだったと思う。
インスペクションでコースを見た時、風は、雪質は、斜度は、傾斜はどんなか、どれくらいスピードが出て、どのラインがベストで、どれくらい飛んで、どんなタイミングで切り替えようか。どんな感じで滑ろうか。イメージなくして勝利なしと言えるくらい。

私は、あまり技術はなかったけど、イメージ力だけは、いいものを持っていたのではないかと自負している。


これから人もモノもどんどん発展していき、あまり考えなくても生きられるような社会になって行くかもしれない。未来は私の想像力じゃイメージできかねるけど、シアターグループの彼らのように、人の気持ちを敏感に想像する能力、とっても大切な能力なんじゃないかと感じた。


こんなことを思いながらの


Imagine 



by John Lennon




Imagine there's no heaven 想像してみて、天国はないって
it's easy if you try やれば簡単だよ
no hell below us 足元に地獄はなく
above up only sky 頭上には空だけ
imagine all the people 想像してみて、みんなが
living for today... 今日のために生きてるって

Imagine there's no countries 想像してみて、国は存在しないって
it isn't hard to do 難しくないよ
nothing to kill or die for そのために殺したり死ぬことないよ
no religion too 宗教もない
imagine life in peace... 想像してみて、平和な人生を

Imagine no possessions 想像してみて、財産はないって
I wonder if you can できるかな
no need for greed or hunger 欲張りや飢えは必要ない
a brotherhood of man 人はみな兄弟
Imagine all the people 想像してみて、みんなが
sharing all the world... 全世界を共有しているって

you may say I'm a dreamer 僕が夢を見てるって思うかな
but I'm not the only one でも僕ひとりだけじゃない
I hope someday you'll join us いつか君たちも一緒になって
and the world will be as one 世界がひとつになってほしい





ジョン・レノン~
やっぱりあんたはすごいよ!





明日は、MadarakaDayと言うケニアの祝日。



イギリスの植民地から開放された、独立記念日らしい。



今から47年前の人々がどんな気持ちだったのか。



そして、シアヤの彼らが、今何を感じ、どんな催しがあるのか。



存分に想像し、感じてみたいと思う。



とりあえず、明日は、そんな神聖なる日の記念イベントで、まさかのヨサコイを踊ることになっている。



ありえないほど、踊る気満々のシアターメンバーだが、私の心は不安でいっぱいなのであった・・・・。

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