雪の降らない、Kenyaで見つけた
前を歩いていた人。
Ski Portes du Soleil。
直訳すると、スキー 旗門 の 太陽。
ここで「SKI」という文字を見るとなんか嬉しい~
Long time no see you!
任地訪問。
自分の任地・Siayaにバスででこぼこ揺られ、約9時間。
Siaya。
一人旅。
「はじめてのおつかい」にでた子どもの心情。
こんな道が、果てしなく続く。
私の二年間働く、Siaya県保健事務所にあいさつ。
言葉はほとんど通じず、言葉のキャッチボールは無に等しい。
職場のトイレ・・・・
二年間お世話になる私のお家。
これから、どんな姿に変身させようか、膨らむイメージ。
3日間の疲れを物語るかのように、汚れた靴。
バカな行動により、大家さんを怒らせ、スタッフに多大な迷惑。
ご近所づきあい、人付き合いは難しい。
職場はやはり病院だけあって、少し重い雰囲気。
笑顔がもっとうの私。どうしていいのか。
言葉がほとんど通じない中で、命と向き合う人々に何ができるのか。
珍しく負のスパイラル・・・・。
HIV/AIDSと戦う団体。
スタディーツアーで、In Nairobiにある、ミトゥンバスラムへ。
「Child Doctor」という、今話題の、NGOの代表:宮田さんからのお話。
『人と人、国と国、お互いのプラスとマイナスを補いあうのが、よい関係。よい援助。』
『Chilren Are Doctors For Our Heart』
『居場所』
『幸せの5条件』
そこで、出会った家族。
『一ヶ月の収入は約3000Ksh(約3600円)。
家賃は3ヶ月滞納。
学費が払えず子どもたちは今学校に行けない』
『Money is everything』
『幸せとは、家があること、着るものがあること、子どもたちが健康でいること、家庭が平和なこと』
『好きな言葉は”MAMA”』
・・・・・・。
・・・・・・。
この10日間、失敗もあり、少しへこみ、じっくり自分と向き合った。
今の自分に言いたい。
言葉なんていうちっちゃなことにこだわるんじゃねえ。
縮こまるんじゃねえ。
今を精一杯生きろ。
失敗を恐れるんじゃねえ。
私のことをどう思ってもらおうとか、うまくやろうとか、そんなことは
どうでもいいじゃない。
自分に必要以上の期待をするな。
少しでも、みんなの笑顔につながればいいじゃん。
病院とかの医療現場で、死とかが関わっている中で、笑顔とかそんなの~と一瞬思ってしまったけど、でもやっぱり苦しいときに、負けそうなときに、人を支えるのは、人の優しさと、温かい笑顔だと思う。
何もできなくても、共に笑うことはできる。
スラムに行って感じたことはやっぱりお金がないことは辛いこと。
最低限、最低限でいいからお金は必要。
だけど、彼らは不幸じゃない。
家族といられることに幸せを感じられる幸せ、大切にするべきものを持つ幸せ。
家族の「Love」って素敵や。
好きな言葉が「MAMA」って素敵過ぎる。
私には、彼らがどれだけの不安と強さを持って生きているのかよくはわからない。
だけど、しっかりと感じることができた母のLOVE。母へのLOVE。家族のLOVE。
きれいとはかけ離れたような生活の中で、母といられることに本当に幸せそうな顔をして、ぱーっと世界が明るくなるような笑顔ができる子どもたちって、ほんと~~にすごすぎる。
すごいPowerだった。
地上最強の勢力を見た気がした。
最悪の状況でありながら、強いPowerをもらえるところだった。
彼らからもらったパワーに答えたい。
お金がなければ知恵がわく!というけれど、彼らのような状況でどんな知恵を出し、どう切り開いていけるのか、それを共に考えられる場所に私はいるようだ。
深く考えてもしょうがないことがある。
ただただやるっきゃないことがある。
”Don't Think! Feel! That's All!”
”Children's smile are The strongest power!”