いつも会うと、
「オシエプナ、オシエプナ」
としわくちゃの笑顔で言うかわいいおばあちゃん。
昔はよく使っていた挨拶なのかな~っと初めのころ思ってしまったくら、
そればかり連発していた。
このおばあちゃんは、たまに道端でピーナッツや、シムシム(ゴマの塊)や、マンゴーを売っているんだけど、大体は、くれる。
会うたびに、何かをくれる。
一応お金を持ってるだろうイメージの高い外国人のはしくれだし、なんか悪いので見かけたら何か買うようにしているけど、
買うと値段の5倍くらいの量をくれる。
ケニアに来てこんなにモノをくれる人は、
このおばーちゃんくらいだ。
そして、値段も他と比にならないくらい安い。
今日も、ちびマンゴーを「10シル分頂戴~」っと言った私。
大体他のところは3個で10シルとかなので、その感覚で。
しか~し、なんと1個1シル。
10個・・・・。
そして、おまけでさらに3個・・・。
驚きレベル「8」くらいの「ええ~~っ」を言ってしまった。
これで商売大丈夫なのか・・・?
サービス良すぎるやろ~
『オシエプナ』
とは、ルオ語で
『My Friend』
おおらかすぎるんです。
今思えば、シアヤ生活でこのおばあちゃんにはすごく励まされてたな~
しわくちゃの顔や、手、浮腫んだ足に現れる苦労の跡。
ペーペーの外国人にこんなに温かく接してくれるって本当にありがたいことだと思う。
心から尊敬できる理想の女性だ。
何十年か後にたとえケニアに戻ってこれたとしても、
彼女に会うことはもうできないだろう。
やっぱり別れってつらいものなのだと痛感している。
涙がちょちょ切れる~
でも、別れは力にかえなくてわ。
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