2011年12月10日土曜日

The ICASA 2011 in Ethiopia 1、2日目。

始めの日、すれ違う多くの美男美女に目を奪われつつ、いざ会場へ。


そして、出迎えてくれたのもやはりベビーフェイスで恐ろしく親切なイケメン。



二年に一度、国を変えて開催されるこの会議。


すごい人とかなりの予算がつぎ込まれていることが人目で分かる規模のでかさ。例えるなら、「HIV/AIDSの万博」のような感じ。






イマイチどんなものか分からず、プログラムの見方さえ分からなかったので、とりあえずエキシビジョン。いろ~~~んな団体がブースを出し、パンフレットやらなにやらを大量に配っているので、そりゃもちろん遠慮なくもらう。欲の数だけ増えていく資料の数に荷物はどんどん重くなる。




















その後、ヘビーな荷物を持ってエチオピアJICA事務所へ、


そこで、東京のJICAヘッド事務所とテレビ電話による自己紹介と簡単な活動紹介を行った。


そして、その後Openingセレモニー。




はい、ちょっと遅れて会場に行った私たちの目に飛び込んできたのは、なんと!


『ジョージ!』








はい、そうです『ジョージ・ブッシュ(アメリカ前大統領)』。


何を言っているのか、まったく聞き取れませんでしたが、ま~どうやらすごい会議なのだと気がついたわけであります。


ちなみに、エチオピアの首相もいらしておりました。


それで、一日目終了。




二日目。




朝いちから、夜7時半まで、昼ごはんを食べる暇もナク、恐ろしいほろの情報を右の耳から、左の耳へ流し込みました。


聞きたいことはたくさんあるのに、日本語でも難しい内容を英語やフランス語で聞き取れるわけもない。しかし、そんなことは言ってられないから、とにかく分からなくても必死にいろんなところに参加し聞いてみる。


とにかく色んなことをあちこちでやっていて、自分でプログラムを見て選び、セッションに参加する。


興味があることだらけなので、例えていうならディズニーランドで時間を惜しんでアトラクションを回る感覚でしょうか。


しかし、しかし、疲れました。




この二日間で、特に印象に残ったのは、「アフリカ女性の声」。


もう何年もHIVと生きている、アフリカ各国の女性が、自分の経験を話した。


ほとんどの人がフランス語圏から来ていたため、フランス語→自主的に引き受けてくれた人による英語通訳→そして私の頭で日本語へということで分からないところもかなりあったけど、何かただならぬ熱いものを感じた。


HIVで夫を亡くし、多くの子どもを抱え、自分の健康管理もしなければならず、回りからの偏見や汚名を着せられ、それでも生きるためにお金を稼がなければならない。



 
そんな状況で生き、自分と同じような状況の人のために声を上げ、立ち上がり、今私の前に立っているのであろう彼女たち。

生命力とパワーに満ち溢れていた。





『Living is helping others』

『We should keep smile.Because woman is a mother. Mother give a man. どんなに暴力を振るうような人、偏見に溢れた人であっても、母から生まれた一人の子である。』


高すぎる語学の壁に、私がココいてもいいのだろうかと思いつつ、彼女たちに会えたことはよかったと思った。


続く・・・・・。

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