2011年3月11日金曜日

The anger!

最近、うちの敷地内にある、バナナとアボカドが収穫の時期を向かえている。


バナナ君は毎日3本ペースで食べごろになり、アボカド君は毎日すごい勢いで落下してくる。

木から直で口に入れられることの喜びこの上ない。

こんなに簡単に手に入ってしまって、路上で、バナナとアボカドを毎日売ってる人たちの生計は大丈夫なのか、かなり心配である。

大体どの実も、年に2回収穫時期を向かえるケニア。どう考えても、素晴らしい地である。




「怒り」

今までの私の人生で、どうしようもないくらい強い怒りを感じたことはない。

マリ理論によると、大体の物事は怒るより、笑っていたほうが、うまくことが進む。


しかし、最近は、マリ怒りレベル8の目盛りまで、怒り針が動いていた。


何にかと言うと、ケニアの地に立っている自分にである。ぐずぐずしている自分にである。

他の理由も多少あるけど。

ということで、そんな自分に一括入れるため、三日3晩徹夜して、嘘だけど、寝る間食べる間を惜しんで、作り終えた。


題して『自分の免疫は自分で守れ!マテリアル』。


雑で、簡単なように見えるが、英語の文章、スワヒリ訳、ルオ語訳、雨風にぬれても大丈夫な対策、そして、ほとんどお金をかけなくてもできることを示す材料、などなど、ま~結構な手間暇をかけてしまった。


しかし、尊敬すべき、ワンガリ・マータイさん&カーネギー&ジャッキーチェーン&スポンジボブのお力もお借りして、ようやく完成した。



そして、夜番の警備のお兄ちゃんたちと共に、いつも患者さんが一番長い時間待つ場所にデンと貼り付けた。



この2ヶ月、日中にはなかったのに、いつの間にか、夜の間にどんどん怪しいマテリアルが増えていくという怪奇現象の立役者を全うし、私の中で、とりあえず、「情報と生きる活力が得られる病院作り」のステージ1を終わろうと思う。

長かった・・・・・。




怒りは時として、人に驚くべき行動力を与える。



明日からは、デフォルター削減作戦ステージ1&シアヤ=モリンガ作戦ステージ2に取り掛かりたいと思う。



答えも、ゴールも見えにくい活動である。



でも、何もやらないよりは、何かをとにかくやっているほうがましだ。



怒りの力を借りてでも、喜びの力を借りてでも、一日一日、一歩一歩、頭を上げて何かをやるべし。



ち~さなち~さなゴールをい~っぱい決め、ちっちゃくても、達成できた己を褒めるべし。





それにしても、今日食べた大人のお茶付けサケ味と、とりたてバナナはうまかった。








明日から、こんな姿を頻繁に見かけることでしょう。


今日はぐっすり寝よう。
そして、明日もやってやろう~



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