わが心の師匠、Wangari Maathaiさん。
(2004年にノーベル平和賞受賞。女性環境保全活動家として活躍。砂漠化防止と女性の地位向上のためのグリーンベルト運動や、日本の「MOTTAINAI」という言葉に
注目したことでもしられる)
先日なくなってしまいましたね。
世界のリーダーとして、昔から尊敬していたマータイさん。
思えば、ケニアを選んだのも、70%くらいはマータイさんの影響だったかも。
そんな憧れの彼女に会う。
ということも、頑張ればできたこと。
それは叶わなかった、間に合わなかった。
しかし、
彼女がどんな国で育ち、何を感じ、立ち上がったのか?
意識したわけではないが、
すごい能力を持っているのにうまく活用しきれていないケニア人や、すごいのにきずかれていない植物とかに、もったいね~と日々感じるわたくし。
なぜかローカル野菜を調べ、木を植えるはめになっているわたくし。
そう!彼女の心を感じることができているのでわ!
なんつって~
でも、彼女は言っていた。
『木は、その根っこを大地にはりながら、
空に向かって伸びていきます。
大志を持つためには、
地に足をつけていなければならないし、
どんなに高く伸びても、
私たちは、その根っこから滋養をもらっているのです。
これはどんなに成功しても、
自分のルーツ(根っこ)を
決して忘れてはならないという教訓です』と。
彼女は言っていた。
『私は常に行動することに希望を見出します。
私行き詰まったときは、穴を掘り、木を植えてきました。
なぜなら、その行動が常に私に希望を与えてくれるからです』と。
彼女は言っていた。
『大きなことをする必要はまったくない』と。
彼女は言っていた。
『何かを変えようと思ったらまず自分自身を変えることです。
生きることは素晴らしい体験ですから
エンジョイしていくべきです』と。
『The Hummingbird(ハチドリ)』
『「ある日、森の中の動物が、突然、大きい山火事を発見しました。
彼らは、彼らに何ができるかを話し合うために集まりましたが、何もできないことがわかりました。
しかし、小さいハチドリは、火事と戦おうと決心しました。
ハチドリは、その小さなくちばしにいくらかの水をためて、川から火事のところまで飛んで行ったり飛んで戻って来たりして、火を消し止めようとしました。
他の動物は、笑って時間を浪費しているよとハチドリに言いました。
でも、小さいハチドリはあきらめませんでした。
ハチドリは他の動物に『とにかく、私は自分ができる事をします』と言いました。」
このお話は私たちにどんな教訓を教えていると思いますか?
「私は、これを素晴らしい話だと思いました、というのは私たちの多くは直面している環境汚染、貧困やエコシステムの破壊といった問題に押しつぶされてしまっているからです。でも、私たちは、そのハチドリの態度に励まされ、地球を修復し平和の種を植えるために、自分ができることをすべきです。
私は、たった1人の人間でも影響を与えることができると信じています。」』
と、彼女は言っていました。
木を植えるということ。
言葉でいうのは簡単だけど、
穴を掘り、しっかりとした土壌を作り、そこに小さな種を蒔き、水をやる。
牛に食われるかもしれん、人に踏まれるかもしれん、気候が合わないかもしれん、
そこにある一本の木がでっかくなったことがどんなにすごいことか。
そこにある一本の木をじーちゃんやばーちゃんはどんな思いで植えたのか。
あの木たちは何を見てきたのか。
その木一本一本が、私たちを支え、地球を支えている。
やはり、木を植えることは偉業であ~る!
野に咲く花に目を向けるとき、
目に見えない大地で支えている根っこへの敬意を忘れまい。
目に見える一つ一つのモノや出来事の裏には、多くの人の努力と心があることを忘れまい。
マータイさんよ!
任せておけ!
私が意志とど根性を受け継ぎます。
大地を耕し、希望の種を植え続けます。
Asante Sana。
お疲れさまでした。
Wangari Maathai さんのご冥福を心よりお祈りします。
0 件のコメント:
コメントを投稿