今週一週間はとにかくお役所の華麗なる椅子に座っている人々に振り回された一週間だった。
エイズ対策という職種は一様ではなく、
もちろんメインは公衆衛生省だが、
他にも、ヘルス教育をするとなれば、教育省、
ユースと活動するとなれば青年・スポーツ省
栄養に力を入れるなら農業省や森林省など、
いろんな人と関わることになる。
というか、私が関わるのではなく、政府機関同士が、エイズに限らずとも、もっと情報を共有し、協力していったらいいと思うんだけど、私の見限り、皆無に等しい。
知らないところで何かあるのかもしれないけれど。
政府機関のオフィサーが電話一本でもコミュニケーションを取ればすぐ解決することを、トンチンカンな外国人が半日かけて行うということも多々ある。
まったくどうなってんだ~と言いつつ、いろんなところに行って、見て、話せるのは結構楽しかったりもする。
なにしろ私は、一様県保健事務所に配属されていながら、自由に地域を動き回れ、どこにも所属せず、ただただよりよいところを目指せる、坂本龍馬のような立場なのだから。
ともあれ、コミュニティの人たちが、活発に動くことも大事だけど、やはり政府関連の人々がしっかり機能することも必要不可欠であることは間違いない。
ということで、積極的に関わった。
ユースに向けたサービスについて県エイズ・STI対策オフィサー(カウンターパート)と話し合い、
ユースによる健康教育について、健康促進オフィサーと話し合い、
健康教育についての相談をしに、教育省に行った。などなど。。。
どれも、なんてことはない内容っぷりだったけど、莫大な時間がかかった。
ずーっと会議室で座りっぱなしで。鳴り止まぬジョークの嵐に疲れた。
しかもその一部のオフィサーは、2012年よりダイエットのために、水を一日2リットルのみ始めたと自慢げに話しながら、ミーティング会場に向かう車の予算がないと、半日椅子に座っていた。
歩け~。
ちなみに、ケニアは収入が大きくなればなるほど、お腹も大きくなるという傾向がある。
歩け~。
そして、その話し合いから、今までの私がやっていたヘルス教育の企画と学校との橋渡しを彼女が担当することになった。
のに。。。
そりゃ、ピンと言って、カンと帰ってくる相手ではない。
あと三回ほどは、背中を押して、気長に、そしてあきらめないことが大事でしょう。
今に始まったことでは、まったくないので。
地域も政府もみんなが一丸となって目の前のでかい課題に向かっていかなければ、いくら今援助をうけようと、ひとつも先にはのこらないだろうから。
そうでしょ、坂本龍馬さんよ~
期待していた形にはならずとも、とりあえず、今日もヘルスセッションに行って参りました。
今回も、直前に紹介した私のHIV手作りマテリアルを巧みに活用した素晴らしいセッションでした。
David君は、期待を裏切りませんでした~
何はともあれ、今日も行ってよかった。
疲れたけど、それなりにやることがいっぱいのありがたい一週間でした。
アディオス。
へぇ~面白い記事ですね!
返信削除車査定
それは、どうもありがとうございます。
返信削除完璧に独りよがりな、内容ではありますが・・・。