2012年4月8日日曜日

The Youth Future Meeting。

ココ最近取り組んできた、

政府機関、援助団体、地域のグループが協力して、シアヤのユースを応援していこう!フォーラム。


青年省と、公衆衛生省が共同企画し、その日を迎えた。


結局、県保健事務所長が大胸を叩いて何とかしたる!と言った、ランチやビスケット分の予算はどこからも沸いては来なかった。


でも、まごころのDonge la Siayaなら私にお任せ~!

ということで、

朝5時起きで、せっせと作る。

揚げ始めたあたりに、エイズ対策オフィサー(今回の主催者の一人)から電話が。

「今日、急遽行けなくなった!」と。


やっぱこんな感じ・・・・

その時、

「あきらめたらそこで試合終了だよ!」と安西先生が頭でつぶやく。


とりあえず、50個作って持って行く。


ミーティングルームに着くも、人の気配ゼロ。


ま、1時間は遅れるだろうと思いながら、一人準備を始める。



開始予定時間9:30。












開始予定時刻から30分後、10:00。







開始予定時刻から1時間後、10:30。



お~い。

やっぱ、こんな感じ~

しかし、また「あきらめたらそこで試合終了だよ。」と安西先生がつぶやく。


プレゼンターも来ないし~

とりあえず、この日に合わせて作った
『コンドーム啓発ビデオ』と、
去年シアヤで開催した『Good LUCKenya記念ビデオ』が、
活躍を見せ、待つ人々を和ませる。




そして、

じたばたと動き回り、

2時間遅れで、

予定していた人数の半分で、

ようやく開始。




ちらほらと参加者がやってきて、

最終的には20人。期待値30人。まあまあかな。





どうしても、お金を持っている援助団体より、立場が弱くなかなか自分たちの力で何かをやりたくてもできないというのが、政府機関の正直なところだけど、

今回、県保健事務所としてユースのためにこういう方針で、こんな活動をやってきます!

と宣言し、皆に賛同、アドバイス、協力を仰ぐというそんな場になった。






キーとなる教育省の人が来ていなかったのは、残念だったけど、

別のグラウンドで、ユースのためにという志を同じくする人たちが、集まりネットワークができたことは良かったかな。


皆必要性を痛感し、第二回フォーラムも開催も決まった。



会も終盤になり、

まあ何はともあれ成功かな~よかったかな~なんて思いながら、

皆にソーダとDonge la Siaya(ヘルシー揚げパン)を配ろうと立ち上がった私。


いつもちょくちょく私の足を引っ張ってくれる県保健プロモーションオフィサーのエバリンが、私を手伝うようにボスに言われてやってきた。

そして、

Donge la Siayaを見て衝撃の一言。


「汚ならしい!これをみんなに配るの?
私は、絶対これは食べないわ!」


チーン・・・・。


確かに新聞紙にくるんであったけど、

確かに、張り切って朝5時から作って、開始が遅れたからシナシナになっちゃってるけど、

みんなそんなこと気にするっけか~


やっぱ、こんな感じ~・・・・、

しかし、またしても、

「あきらめたらそこで試合終了だよ。」と安西先生がつぶやく。



仕方がないので、ソーダと共に配るのはやめたが、

最後に元気よく手を揚げ、

「ミーティングに参加してくれてありがとう。今回ランチやビスケットを用意できなかったので、私は今日の朝、スペシャル揚げパンを作る決意をし、作って持ってきました。でも、そこの彼女がこれは汚らしく見えるというので、自信をなくし配るのをやめました。もし、食べたい人がいたらぜひ食べてください。」と言ってみた。

すると、一体どこが笑いどころだったのか分からないけど、この日一番のおお笑い。

エバリン以外の、ほとんどすべての参加者が食べてくれた。

頭では「ほ~ほっほっほっほ~」と安西先生がつぶやいた。



今日のミーティングで、
何かが大きく変わったわけじゃないけど、

何かが、ゆ~っくり前に動き出してくれた気はする。


それにしても、今回のエバリン事件みたいなことが私は多い。

いちよう人のためを思って、突っ走って、結果的に思ってたんと違う!っていうこと。

イメージと、能力のギャップ。

人を喜ばせるまでにはまだまだ能力が足りないんだな・・・。




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