2011年2月26日土曜日

The アディース~

「ご趣味は何ですか?」

「趣味は料理と、縫い物です。」

よくドラマのお見合いシーンで見かける、この会話。

加藤24歳。ケニアにて、まさにこんな理想のご趣味の女になりつつある。

「趣味は、炭をいかに節約して栄養の高い料理を作れるかに挑戦することと、気の向くままにお裁縫をすることと、蚊を殺すことです。」

活動活動活動ばかりしていても、よき知恵は沸かぬ。何か、ぼけーっとできる趣味は大切。

最近、洋服作りに精を出し、いろいろなテーラーさんにお願いして作ってもらったり、勝手につくられて押し売りされたり、していたが、どうも納得のいくものができないので、自分で作り始めてみた。

そして、第一号完成。

簡単な、半ズボンを作ろうと思ったのに、お尻の部分がうまくいかず、少しづつ付け足しているうちに、オーバーオールになってしまった。

思いのほかかわいくできたのだが、こんな派手なのは、特別なときしか着れぬ。

チャームポイントは、
ケニアで一番一般的なビール、「タスカ」のふたのボタン。と手作り感あふれる縫い目。
思い返せば、小さい頃から、買い物より、ほしいと思ったものを自分で作るほうが好きな、安上がりだけどメンドウなガキんちょだった。
しかも、その辺に落ちてるもので、作るというこだわりがあった。
大体、質の悪い、どーしよーもないモノができて、処理に困るんだけど。
でも、ココケニアで、そんな私のヘンテコリンな個性が、生かされるのではないかと思えてならない。
今日も、マイブームなユースグループと共に、地域会議に行ってきた。
毎週、いろんなことについて話し合われ、みんなで問題を解決したり、励まし合ったりするこの会議。



今日も大うけ。途中、結構年の取ったおじーちゃんが、ファミリープランニングなんてできるか~!と怒り出す場面もあったが、今回もそれなりに大成功。

話はころっと変わる。
「アディース」
コレは、最近ハヤリの私の呼び名である。
ケニアのほとんどの民族にはそれぞれの民族の名前というものがある。
ルオ族の一般的な名前は、「Geoge Otieno Omondi」みたいな感じで、真ん中に男は「O」で始まり、女は「A」から始まる名前をみんな持っている。
それは、生まれたときの状況によって、決まり、数パターンしかないため、他の人と被りまくっている。
たとえば、早朝生まれの女の子:「Akinyi(アキーニ)」、晴れの日生まれの女の子:「Achieng(アチエン)」、雨の日生まれの男の子は:「Omondi(オモンディ)」←(確かではない)、お昼をはさんだ日中に生まれた女のこ:「アディース」など。
私は、早朝に生まれたので、本来ならば、「Mari Akinyi Kato」のはずである。
自分で自己紹介するときは、いつもそう名のっているし、病院関係者は、みんなそう呼んでくれる。
しかし、町の人々は皆、「アディース!」と私を呼ぶ。
今までその理由をあまり考えていなかったが、最近地域の人たちと、関わることが多くなってきて、知った。

どうやら、私を見かける時間帯が、早朝ではなく、お昼に近い時間だから、私に「アディース」が定着しているらしい。
つまり、それは、私がいつも社長出勤していることがばれているということ。
最近は特に、病院以外のところに自主的に行くことが多く、日が燦々と照っている時間に出かける。
そりゃ、「アディース」だわ~・・・・・。
だけど、おかげで、「アディース」と呼ばれるか、「マリorアキーニ」と呼ばれるかで、その人がドコで出会った誰なのかの判断がしやすい。
ということで、一週間がまた終わりました。
本日は、理想の女の趣味と二つの名前を持つ女のどーでもええ話をお届けしました~

よい週末を~




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