我が家の強い見方・・・・・。
ヤモリ君。
こんな、光景から始まった、今日一日。
ムシも、自然も、お互いに食べ食べられ、差さえあって生きている。
Human beingも。
先進国といわれる国と途上国といわれる国も。
大学の頃、「貧困」ということに興味があったので、いろいろ調べたことがあった。
ODAなどの援助が本当に貧しい人には届いていないことや、アフリカやアジアの一部の国の貧困は、先進国が作り出し、今の援助はそこから抜け出せないようなシステムだということ。
結局、みんな自分が自分が大事。自国が大事ということなんだろう。
しかし、Kenyaに来て、机上の勉強はあまりあてにならんということを実感している。
Especialy Today。 Especialy Siaya。
木曜日は、我が病院MeetingDayである。一週間の反省や、問題などについて話し合う。
私も、問題に思ったことをいくつか準備していったが、すべて先に言われ、解決した。さすがである。
最後に、金銭的なことが、話し合われた。
うちのPSC(Patient Support Centre)は、アメリカからの大量の援助で成り立っている。
給料が少ない、交通費が足りてない。ホチキスが必要。体温計の修理が必要。コピー用紙が必要。チャイ(お茶)用の牛乳がもっと必要。と、理想を言いまくった末、いくらぐらい予算が必要で、支援団体は、ペンには予算をつけてくれるから、ペンの分だと言って、牛乳分をもらおうとか、なんていったら予算がつくかについて途中激しいやり取りもあったが、え~~~と思ってしまうくらい楽しそうな雰囲気で、Meetingは終わった。
朗らかすぎる・・・・・。賢すぎる・・・・・。
きっと日本的に重要だと思えることにあまり気を使わなかったり、日本的にどーでもいいことにマジになったりする。
結構お金持っていても、本当に厳しくても、とりあえずお金ない!って言ってみるか~、なんかくれ!っていってみるか~という感覚。
そんな、感覚に先進国は、完璧に振り回されていると思えてならない。
途上国より上にいると思い込んでいる先進国。
そんな感情をうまく利用している途上国の人々。
それは、勉強はできるけど、生活の知恵がないのと、勉強はできないけど、知恵のある生活ができるというのに似ている。
長い歴史の中で、生きるために自然に身に着けてきた感覚なんだろう。
なんか、落ち込むことがあっても、いらいらすることがあっても、彼らの朗らかすぎる性格にふれると、自分か小さく思えてならない。
やはりアフリカすごいところだった。
私もアフリカPOWERで、一皮向いていきたい。
周りの人と支え合いながら。
0 件のコメント:
コメントを投稿