よく何とかフェチといったりしますが、皆さんは何フェチですか?
広辞苑によると、フェチとは「特定のものに異常な愛着を示すこと」とあります。
最近、自分のとった写真を見ていて気がついた。
私、『葉っぱ』フェチ。
太陽の光りを受けようと必死に上を向き、よく見ると、いろーんな形があり、葉脈の通りもそれぞれ。
匂いや、手触り、味もさまざま。
これがたまらない。
こんなに美しく力強いハートがありますか~ |
皆さんご存知、オジギソウ。 触るとおじぎをしてくれるけど、その謙虚な姿勢によらず、奴はトゲトゲ、そのトゲトゲで何度傷つけられたことか。 |
自然の芸術。 |
前にも、ローカル野菜を紹介したことがありますが、
前のは、ケニアではいまだに市場で売られ、おいしくて身体によいと人気のローカル野菜たち。
今日は、マイナーで忘れ去られようとしている奴らも紹介したいと思います。
このすっきり美人さんは、オレンジの葉っぱ。葉っぱもほのかにオレンジのいい~匂い~。 |
このバランス取れた立派な葉っぱは、キャッサバの葉っぱ。 |
このお方は、実はモロヘイヤそっくりのお味。 モロヘイヤよりも、ポリフェノールが多いのだとか。 |
このやわらかい物腰は、アボカド君の葉でございます。 アボカドの実も外が赤茶色で、中がミドリというグラデーションだけど、 葉っぱもこのグラデーションなのです。 |
こちらのきりりとしたお姿は、マンゴーちゃん。 ちなみに、 マンゴーちゃんはお茶目なんです。 |
これぞ、頭かくして、尻隠さず。 種の中身は地に根付き、種の殻をかぶって葉っぱを伸ばしてみたり。 |
このお方は、かの有名なグァバ葉君です。(ルオ語:Mapera) 日本では、糖尿病予防やダイエットに効果があると知られる、グァバ葉ポリフェノール。 しかし、ココでは、葉っぱは食べられていない。 しかも、その辺に自然と生えている。 |
今世界で注目されているMitandamboo(Carissa spinarum/オオバナカリッサ)君。 タンザニアにこいつを使ってエイズを治したおっちゃんがいるのだとか。 依存症などにも、いいという研究結果も出ているらしい。 どちらも、新聞記事で見たのだけど、その正体はいかに。 Siayaでは、みんな家のフェンスに使い、かなり下っ端扱いなのだけれど。 |
こちらは、Obuwanda(Malbar Spinach/つるぬらさき/じゅびん)。
日本、特に沖縄ではビタミンABC、カロチン、鉄分、カルシウムに富む健康野菜として注目されているらしい。
しかし、Siayaではもうほとんど食べなくなっているようで、情報を持っている人も少なく、なかなか見つけられない、レアな存在となっている。
Obudo nyaduolo(Water spinach/空芯菜/カンコン/センサイ/あさがおな) 栄養価が高く、ほうれん草と比べるとカルシウム4倍・ビタミンA5倍・ビタミンB群2倍・ビタミンC2倍・カリウム・βカロチン・食物繊維・鉄分・ポリフェノール類が豊富。 しかし、こちらも、Siayaではかなりマイナーになりつつあり、おばーちゃんたちしか知らないらしい。 まだ、めぐり合えていない。 |
Dindi(Stinging nestl/イラクサ)。 体の毒素を排除する効果あり。 花粉症、貧血、関節炎、痛風にも効果があるらしい。 こいつもレア葉。 日本ではよく見たような気がするけど、Siayaでは、ほとんどお目にかかることができない。 |
最近の私の注目度ナンバーワン。 雑草の中でも軍を抜くほど、どこにでも生えてる、すごい生命力。 Siayanもほぼ最近は雑草扱い。 しか~し、 細胞活性・抗酸化・体内浄化の強い効果のある Onyiego(Black jack/センダングサ/オニバリ/イシクサキツネバリ/ヒッツキ/学名:Bidens bitemataビデンスピローサ)味は、ちょっと癖があるので、粉にして何かに混ぜて食すのがよいかな。 |
でも、買い物し忘れたときや、お手持ちのお金がないときは、どこでも取れるこいつに限る。
身体にもいいし。
そして、最後はやっぱいかわいいかわいい、
モリンガ君です。
いろんな野菜を見てみたけど、
やはりモリンガ君は成長が早く、
見た目もかわいく、
栄養満天。
葉っぱに夢中になるのも楽しくていいけど、
蛇には気をつけよう。
よい週末を~
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