夜、電気を消して眠りの途につく。
真っ暗で、シーンとした中で、
日本のケロケロっというのとはちょっと違う、ポコッポコッという蛙の声が鳴り響く。
そんな中で、いろいろしみじみ考えごとをっと言いたいところだが、毎日速爆睡に入る。
しかし、たまに蛙の音と共に、何者かが動く音が聞こえる。
その何者かは、私が寝たと思って出てきているのかもしれないけど、動く音が丸聞こえである。
そんな日の次の朝起きると、トイレの中でやつがもがいていたりする。
そいつの名は、ゴキブリ君なのだけど。
大抵の場合、ゴキブリ君は嫌われ者である。
たぶん理由は、容姿と、動きと、生きざまにあるのではないかと思う。
顔も愛嬌がなく、体がでかいくせに動きが意外なほど素早い。
限りないインドア派。
人に見られないところで、
普段普通に生活できているはずなのに、ふと出てくる。
汚い所だけに居るのかと思いきや、
きれいなところにもいたりする。
ひっくり返ることや、
体が重いから壁を登ることは苦手なのに、
挑戦して、落ちて水場に落ちるか、結局ひっくり返る。
でもいつも何か必死に見える。
そして、どうやらな~んでも食べらるらしい。普通の食事から、うんこまで。
家の中にいる種が目立つけど、普通に森で暮らしている自然派もいるらしい。
いずれにしても、あの生命力はケニア人よりもすごい。
嫌われても嫌われても、強く生きる精神は、
見習うべきでしょうね。
ゴキブリ君の気持ちはまだわからんけど、
我が家のことを気に入ってくれていいるのは確かでしょう。
っておい!
今日、隅々まで、掃除したぞ~。
大丈夫か~
生きていけるか~
この際、外の光を浴びて生きてみたらどうだい~
外には、楽しいことが待ってるかもよ~
こんなかわいいお友達や、
自然のドラマなんかも~
達者でやれよ~
あ、まだ我が家にいるって?
そうですか・・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿