コレは、私の小さい頃からの座右の銘である。
今は、私の唯一のとりえになっている。
とにかく、疑問に思ったら、質問を投げかける。
質問したうちの、60%はトンチンカンな英語のせいで、質問の意味が相手に伝わらず、
30%は、答えてくれているけど、その内容が理解できず、
5%くらいは、質問した快があった~と思い、
残りの5%は、聞き流される。
とにかく、いろんなところに参加してみる。
学校、フィールド、病院内の至る場所、いろいろなミーティング。
「Can I join?」
この一言で、外国人ということもあるのか、どこにでも参加させてもらえる。
しかし、ドコに参加して、いろんな人に会っても、
90%言ってることが理解できず、
たまに、チラッと、理解できることがある。
それでも、何もしないよりはまし。
100回やって、1回当たれば、いい。
野球だって、100回バットを振って、一回当たったのが、ホームランで、それがさよなら満塁の場面だったら、大逆転だってありえるんだ。
たとえ、あたって砕けても、あたらないよりはまし。
それに人間は、そんなに弱くはないらしい。
ところで、最近、何かのMeetingに参加すると、言葉が分からす、一言もしゃべらず、だまっている私を哀れに思うのか、Meetingの最初と最後に必ず行われる「お祈り」のときに、日本語でいいから、おまえがやれという流れになることが多々ある。
「お祈り」といわれても、日本じゃ、ご飯のときの「いただきます」「ご馳走様」くらいだ。
最初は、Meetingの前のお祈りを頼まれ、「いただきます」といっていた。
しかし、それでは、短すぎると突っ込まれる。
「日本にはそんな習慣はない」というと、「Godに言う言葉が何かあるだろ~」と、習慣がないということをすんなり理解してくれない。
「本当に日本語でいいの?」と聞くと、「Godは空にいるから、何語でも理解できる。」といわれる。
彼らにとっては、Godがいることが当たり前で、「私は仏教徒だ」と言うと、「じゃ~何の神を信じるんだ?」と言われる。何の神もない。仏だし~
宗教については、本当に頻繁にたくさん話す機会が訪れる。
彼らの生活の中心と言っても過言ではないようだ。
宗教については、今度ゆっくり書きたいけど、彼らにとって、無宗教とは、考えも着かないことだろう。
そして、今日もまた、ケニアでは珍しい、男性だけのHIV/AIDSサポートグループのミーティングに参加させてもらい、案の定、最後に日本語でお祈りをしてくれといわれた。
ご想像のとおり、誰一人日本語分かる人なんていない。
つまり、言いたい放題。
みんな真剣に、ミーティングに対して感謝の気持ちを持って、下を向いている。
そんな気持ちを裏切るなんてことを、本当はしてはいけないが、
今日は、少し慌てたせいもあって、アレンジが加わってしまった。
「皆さん、ありがとう。
会議に参加させてくれてありがとう。
お父さん、お母さん、仲間たちありがとう。
隣の客はよく柿食う客だ。
雨にも負けず風にも負けぬ。
キヨちゃんはかわいい。
みんなとにかく笑おう。
みんなが平和になるように。
明日がいい日になるように。
すべてに感謝します。
ありがとう。」
・・・・・。
これらは、とっさに出てきてしまった言葉。
みんなごめんなさい~といいたい。
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