最近は、とにかく鈍感なアンテナをフルにはたらかせ、情報を収集し、何かあれば、すぐにアポをとり、Bossに「Joinさせてくれ~!」とお願いし、くっついて行くことにしている。
今週は、Home Based Care(以下HBC)というものに参加させてもらった。ようは、病院が遠かったり、Stigma(汚名)によって、HIV陽性であることを知られたくなくて、なかなか病院に気軽にこれない人たちのお家を訪問し、状況を聞いたり、必要ならお医者さんを連れて行ったり、家を基本にしてケアをすること。
SiayaにはHBCになかなかActiveなYouth Groupがあるようで、Kenya各地から、看護師、コミュニティーヘルスワーカー、刑務所のスタッフなどが参加して、HBC Campがこの一週間行われた。
それに、私も、ちょこんと参加させてもらい、何件かのお宅を回らせてもらった。
率直に言うと、All ルオ語。
まったく理解不能。
大体の動きと、雰囲気はつかめたけど、今回訪問したお宅は、病状も安定してて、家族や地域に比較的オープンにしてる患者さんだったので、とりあえず「毎日何食べているんですか?」というどうしよーもない質問をして帰ってきた。
理解不能な話を聞きながら、
医療が必ずしも病院で行われる必要はないんだな~
お医者さんにみてもらって、薬をもらうのだけが医療でもないんだな~
人と話をすること、バランスのよい食事をすること、生きがいを持って体を動かすこと、笑うこと、健康のために大切なことは他にもいっぱいある~
医療も、教育もすべてみんなの笑顔のため、幸せのためにあるし~
笑うと免疫力がアップするということが明らかにされているみたいなので、ただただ人を笑わせることも、医療活動の一つといえるかもな~
Kenyaで、笑いを極め、「HIV/AIDS & Smile」教育でもやってみようかな~
Kenya人は、医療にしても何にしても、車とか機械とか、発展した日本みたいな世界に憧れを抱いていることが多いけど、KenyaのSmile Powerはすごいよ~的なことをHIV/AIDSのこととからめてを語っていきたいな~
しかし、私にとって笑いを極めることは、険しい道だな~
でも、この団子っ鼻は武器になるな~
それにしてもハエが多いな~
・・・・・・・。
なんてコトをポワ~ンと考えていた。
Kenyaにとって、HIVは未だに大きな問題で、完治するための薬はなく、お金のためにSex Workerという道を選択する現状も存在し、特にルオ族は性活動が活発で、Stigmaもまだ大きく、最近はKenya全土でコンドームが不足していて、などなど負の部分はたくさんある。
だけど、HIVに関してCAREは無料で、辛い思いをした人がたくさんいる分、活発なサポートグループもたくさんあり、幸い生き延びるための薬があり、薬との相性もあると思うけど何十年もHIVと共に長生きしてる人もたくさんいて、HIVという性や母子、パートナー、免疫、死などが関わってくる独特な病気だからこそ、自分自身の体について、好きな人について、大切な人との関係について考える大きなきっかけにもなる。そして、死が関わった中での皮肉にも生まれるPowerfulな人間関係がある。
Kenyaはきっとこれからどんどん発展していくだろう。
30年先、100年先を見据えるならば、HIVで悲しむ人がいなくなることはもちろん。そしてHIVを踏み台にして、プラスに変えていかなければいけないと思う。
先進国を追いかけて、同じような色に染まらないで、各国からの援助をうまく利用しつつ、Kenyaにたくさんある伝統的な栄養満点の食材とか、大きな愛の文化とか、困ったときはお互い様的な広い家族概念(ハランベー精神?)とか、朗らかで笑顔の人間性とかよいところを生かしてKenyaらしい前進をしてほしいと思う。
中からじゃ見えないよさにきずくのも、私たちの役目でしょ。
とりあえず、Body パーでも練習するかな~
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