2010年11月21日日曜日

THE ONLY ONE!

私は、日本人初の~
ケニアで、だだ一人の~
ケニア拳法連盟に登録した日本人になりました。
コーチが嬉しそうに私に伝えてくれたこの事実。
そりゃ、ケニアに来て、拳法だの空手だの始める変わり者は、私ぐらいしかいないでしょ~よ。
最近、ケニアで新しく施行されたNEW憲法により、若者活動を支援しようというものが加わった用で、うちの空手、拳法教室も、しっかりコーチを決め、登録し、国からサポートしてもらおう!とかなりしっかりした教室になってきた。
そして、今日は、なんと昇級試験。
最近、疲れてあまりいけていなかった私、しかし今日は絶対に来い!そして、家でしっかり練習して来い!と皆に念をおされ、昨日の夜、必死に家具の一切ない広々とした我が家で練習し、挑んだ今日。

たくさんの観客ご臨席、Siaya県Youthスポーツ省のBOSSもご臨席のもと、緊迫した空気で、試験はスタートした。



明らかに、私より、まじめに練習に励んでいた、青年たちは、緊張のため、型を忘れまくり、多くの青年たちが、散々なことになっていた。
そして、私の番・・・・・。

ケニア人から、空手や柔道、拳法は国民全員ができるもの。と思われている日本からやってきて、ケニアで、それを習っている、どう考えてもおかしすぎる状況で、大勢のケニア人の注目をあび、精一杯のパフォーマンスをする私。





そして、見事、オレンジベルト獲得~。
今日からは、もうビギナーではない。
プレーヤーだ!
と言われた。
ケニアで、私は、拳法マスターをどうやら目指すことになるらしい。
だけど、久しぶりに感じた、爽快な緊張感。
やはり、たまらなくおもしろい。


なんか不思議な感じで、ただの空手好きの集まりだったものが、しっかり形になり、青年たちのいろんな面を見せてくれるこの教室。そして、憲法改正により、変化するケニアを肌で感じられるこの教室。国とか、性別とかを超えて、対等な立場で、切磋琢磨できるこの教室。
私にとって、そしてこれからのエイズ対策の活動にも、とても大切なものになって来るだろう。
思い切って、『日本人初ケニアで黒帯を取った女』という地位を目指そうと思う。

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